キラリと光る企業紹介
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株式会社 宇部情報システム(情報処理サービス)<宇部市女性活躍推進企業 認証No.22>
代表者 | 代表取締役社長 松居啓作 |
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所在地 | 宇部市相生町8-1 |
主な事業内容 |
情報処理サービス (システムの設計、開発、保守) |
創業年 | 1983年 |
従業員数 | 427名 |
関連リンク |
女性活躍PRポイント
- 女性育休後職場復帰率100%
- 男性育休実績(2022年度は9名取得)
- 「男性育休推進企業実態調査2022」(厚労省)において男性育休取得率の伸び率が上位8社にランクイン
- 時短勤務制度、フレックスタイム勤務制度、在宅勤務制度(在宅手当有)
- 女性新卒者継続雇用率(直近10年在籍率)80%
- 各種研修会及び資格取得のための経費補助
- 女性管理職の積極的な登用
- メンタルヘルス相談窓口の設置又は健康面への配慮の充実
- 各種ハラスメントの防止対策の充実
- 職場環境の改善についての意見交換できる体制の整備
キラリと光る企業インタビュー
学生が、女性の働きやすい職場環境などについて取材しました。
取材にご協力いただいた方 |
デジタルエンジニアリング部 伊藤 育子 さん ICT統括部 シニアコーディネーター 渕上 洋子 さん |
取材者 | 宇部工業高等専門学校4年 上村 月乃 さん |
育児下でも働きやすい環境
〈取材にご対応いただいた伊藤さん〉
以前までは時間的な制約を受けず仕事をこなしていましたが、こどもが生まれてからは保育園への迎えや食事の支度などで時間的制約が生じるため、これまでのように柔軟に働くことが難しくなりました。そのため、部署で仕事の量の調節をしていただき、与えられた仕事を限られた時間の中で終わらせられるように余裕を持ったスケジュールを立てて仕事に取り組んでいます。
育児・家事と仕事を両立する上で助かっている制度は時短勤務制度です。時短勤務制度は通常勤務時間が8時間のところ、2時間短縮した6時間勤務に変更することができる制度のことです。法律では3歳未満の子どもがいる社員が利用できるよう企業に義務づけていますが、宇部情報システムでは小学3年生までこの制度を利用することができます。時短勤務制度で早めに退社することで子どもとの時間を増やすことができ、とても助かっています。
また、職場は子育てへの理解がある人が多いため、あまり気負いすることなく休職することができ、育児をする身としてとても働きやすい環境だと感じています。(伊藤さん)
女性管理職としての働き方
私はシニアコーディネーターという職に就いています。部長と同じ職位ですが、部長と違い部下を持ちません。業務は、各プロジェクトのメンバーと実施するため、管理職でも家の用事等、必要に応じて休暇を取得することも可能です。管理職の男女比率に差を感じるものの、業務において、性別による違いを感じることはありません。
しかし管理職が参加する幹部会で参加者のほとんどが男性であることをみると、女性管理職の割合がもっと増えてほしいと感じます。私の場合、社内には女性管理職のロールモデルの存在はありませんでしたが、管理職を目指すきっかけとして、グループ会社を含め他社の方と交流する機会がありました。他社の女性管理職の方とお話しできたのは管理職について具体的にイメージする良い機会となり、大きな刺激でもありました。
子を持つ女性社員として大変だと感じるところは家事などによる時間的制約があることです。仕事と育児・家事の両立においては、日々悩むことばかりですが、半日休暇やフレックス制度、在宅勤務制度を有効的に利用して育児・家事と仕事との両立を図っています。(渕上さん)
〈取材にご対応いただいた渕上さん〉
取材後記
〈取材者 上村さん〉
今回、株式会社 宇部情報システムの、2名の女性社員の方にお話を伺いました。
どちらも育児・家事と仕事との両立が大変とおっしゃっており、同じ女性である私も他人ごとではないなと思いながらインタビューさせていただきました。
両立が大変であるにもかかわらず、家事をこなしながら仕事ができるのは、社内の育児・休暇制度が整っているからだと思います。また制度だけでなく、周りの育児に対する理解があることが働きやすい環境の実現につながっているのだと思いました。
この度は取材を承諾してくださりありがとうございました。会社の制度や働き方を具体的に知る良い機会となりました。(上村さん)
(取材日 令和5年10月23日)