キラリと光る企業紹介
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サンヨーコンサルタント株式会社(建設コンサルタント業)<宇部市女性活躍応援企業 認証No.29>
代表者 | 代表取締役 花村浩史 |
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所在地 | 宇部市大字西岐波宇部臨空頭脳パーク8番 |
主な事業内容 | 建設コンサルタント業 |
創業年 |
1956年 |
従業員数 | 82人 |
関連リンク | http://www.sanyo-ct.co.jp |
女性活躍PRポイント
- 男性の育休取得実績あり
- 基礎・専門・資格取得に関する社内研修会あり
- 資格取得支援制度あり(受験費用や交通費の補助)
- メンタルヘルスやハラスメントに関する相談窓口の設置
- 女性技術職の積極的な登用
- 職場環境改善について意見交換できる委員会の設置
キラリと光る企業インタビュー
学生が、女性の働きやすい職場環境などについて取材しました。
取材にご協力いただいた方 |
第二設計部 藤田 直人 さん 第一設計部 藤井 理佳子 さん |
取材者 | 宇部フロンティア大学1年 内田 侑里南 さん |
女性活躍について
〈オフィスの様子〉
サンヨーコンサルタント株式会社は、女性技術職を積極的に登用し、仕事内容も男性とほとんど変わりがありません。男性と同じ仕事に取り組み、男女平等に働くことが出来るため、職場で男女差を感じることは少ないです。
通常の業務はもちろん、社外発表や資格取得等、男女の区別なく活躍できる機会が与えられており、社外発表では、山口大学の教授を中心とした土木構造物に関する「土木鋼構造研究会」に参加し、技術交流会では私が発表を行いました。
資格取得では、申込み人数に限りがある中、合計10日間もの講座に出席し、専門資格を取得することができました。また、保育の短期大学を卒業し、保育士資格を持つ若手女性社員は、今では理系学部卒相当の資格試験にも合格し、後輩の指導も行っています。専門分野外からの入社であっても男女関係なく、成長でき活躍できる職場であると感じています。(藤井さん)
仕事と育児を両立する女性のサポート
家庭を持っている場合でも、女性の負担を軽くするために、女性の産休および育休はもちろん、男性にも育休をとることを積極的に勧めています。男性が育休を取ることで、女性の負担は体力面、精神面のどちらも軽くなり、特に子どもの夜泣きの際には、お互いで交代するなどし、協力することで双方しっかり休養をとることができます。また、男性と女性で協力し、育児を行うことで、それぞれが自分の時間を確保できるようになり、プライベートも充実したものになると考えています。
サンヨーコンサルタント株式会社は、男性の育休取得の前例があるため、申請しやすい雰囲気があります。(藤田さん)
働き甲斐を感じるために
女性が生き生きと働くことができるよう、サンヨーコンサルタント株式会社は、男女の育休の積極的な利用のほかにも、いくつかの取組を行っています。その一つとして、『職場環境向上委員』という組織の設立があります。これは新しい取組で、働き方改革を後押しするために作られています。
実際の改善例としては、法律では入社半年後に付与される有給休暇が、入社直後に付与されるよう変更され、また、新入社員や中途採用者がすぐに職場に馴染めるように「メンター制度」が導入されました。経営のトップである社長が、働き方改革を後押ししているため、今まで以上に、男女共に働きがいを感じることができる会社になると社員は感じています。
会社内での取り組みに加え、地域に根差した仕事内容であることも、働き甲斐を感じる理由の一つです。地元の方から感謝の気持ちを示される時や、自分自身が作った物を実際に見ることができる時に、やりがいを感じています。(藤井さん、藤田さん)
〈取材にご協力いただいた、藤田さん(左)、藤井さん(右)〉
取材後記
サンヨーコンサルタント株式会社さんが、社員同士で協力し合う雰囲気があり、男女共に生き生きと働くことを大切にしている会社なのだということを改めて感じました。女性が活躍するためには、女性だけで解決しようとするのではなく、男性も一緒になって、自分自身の仕事に取り組むことが重要なのだということを、このインタビューで実感しました。
学生である私は、『女性は、家事と育児の両立を、強いられてしまうのではないか』という考えを持っていました。しかし、実際の企業における取組を知ることより、会社で女性を応援しようという取組が、女性にとって働き甲斐につながると考えるようになりました。(内田さん)
(取材日 令和5年10月26日)
(情報は取材時点のものです)