キラリと光る女性紹介
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小森 愛美さん(地域の魅力を発信するディレクター)
プロフィール
サブロクイメージワークス株式会社にて、ディレクターとしてクリエイティブ事業やイベント事業等に従事。
「まちじゅうエヴァンゲリオン」など、宇部の魅力を発信する市のイベントに携わる。
家族構成 夫、子(0歳)
関連リンク サブロクイメージワークス株式会社
〈ベビーマッサージをする小森さん〉
「まちづくり」の仕事に携わりたい
〈イベントの様子〉
以前は関西地方の物流会社で営業として勤務していましたが、退社後は実家のある宇部に戻ってきました。
元々、「まちづくり」に興味があり、まちづくりボランティア団体に属していた時に現在勤務している会社が運営するイベントにボランティアとして参加したところ、とても楽しく、イベントの企画や実行におもしろさを感じたことから2019年に就職しました。
「まちじゅうエヴァンゲリオン」など、市の「まちづくり」イベントに携わることとなり、来場者は他県他市町の人だけではなく海外からもお越しになられた人もいらっしゃいました。また、ファンの人から良い評価を受けることで、イベント業の醍醐味を感じるとともに仕事の苦労も報われた気がします。
女性ならではの目線や感覚が活かされることも
私の仕事のメインは、顧客のニーズと担当デザイナーの考えとの間で丁度いい「おとしどころ」を見つけることです。
顧客のニーズばかりを重視しすぎると、デザインの幅が狭まり、結果として良いものが出来ないことがあります。担当デザイナーの考えを重視しすぎると、顧客のイメージとかけ離れたものとなってしまうこともあり、顧客の満足を得ることができません。「顧客が満足し、かつ、より良いものをつくること」への追求、が私の仕事の面白さでもあると思っています。
丁度いい「おとしどころ」を見つけるにあたっては、複数のデザイン案の中からデザインを検討する時に女性の意見が採用されることが多いと感じています。イベント業では女性独自の目線やきめ細やかさが市場のニーズに合っているのかもしれません。
出産しても仕事は続けられる
〈休みの日に料理をしてくれる夫〉
現在の私は、子どもを出産して育児休暇中です。
職場には迷惑をかけているのではないかと思っていますが、職場の人からは「まずは、お子さんを優先してね。」など温かい声掛けをたくさんしていただいています。
子どもを出産する前も夫婦共働きの際には、夫と一緒に食事の準備をしたり、夫が休みの日には料理や家事をしてくれます。
出産をしてみて、私が思っていた以上に周囲の人は私の立場を理解し、協力してくれる環境であることを感じることができました。
今後は子どもの成長にあわせて仕事復帰を目指していくこととなりますが、育児休暇中でも余った時間で仕事をすることができないかと思うことがあります。育児休暇中は子ども中心の生活のため、決まった時間で行動することは難しいですが、子どもが寝ている時や家族が子どもの面倒を見てくれる時などの余った時間を活用して仕事をすることはできないかと考えています。
オンラインの普及とともに各企業内で余った時間を活用できる仕組みづくりが進めば、活躍の場はもっと広がるのではないかと思います。
同僚や仲間から ~小森さんはこんな人~
彼女は、顧客をとても大切にする行動や発言ができ、顧客とデザイナーのクッション役として適任だと思っています。また、責任感が強く、自分の意見を伝えることができることから、会社の若い女性スタッフから頼られる存在です。
当社では、「家庭を大切にする働き方」を大切にしていますが、会社の人事担当をしていた頃にはルール作りにも貢献してくれました。
今後、彼女自身がより良い働き方を構築し、働く女性のモデルケースになって欲しいと思っています。(江本さん)
〈会社の前で同僚と〉
(取材日 令和5年12月20日)
(情報は取材時点のものです)