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「女子学生と語る会inうべ」 (令和元年11月9日 文化会館)

イベント

(※終了しました)

投稿日:2019/11/29

本イベントは、女子学生の地元定着や企業側の人材確保等への一助となるよう、市が独自に企画したもので、女性リーダー育成支援事業のプレミアム研修を兼ねて実施しました。

今の現役女子学生が抱く本音の就職観や職業観を知ることができるまたとない機会となり、企業側にとっても大変有意義な内容となりました。

【第1部】 先進的取組事例紹介

前段となる第1部では、独立行政法人 国際協力機構(JICA、ジャイカ)で人事部次長を務めておられる吉成安恵(よしなりやすえ)さんから、 『JICAの女性活躍の取組~自らの道を進むために~』とのテーマで、国内外にわたる先進的な取組事例を紹介していただきました。

JICA事業によるジェンダー平等の推進や、JICA組織内でのジェンダー平等の取組、女性活躍のための働き方改革や多様な働き方の推進、育児と仕事の両立支援制度についての説明がありました。

また、JICA職員のキャリアプランの紹介や、結婚や出産・育児をしながら海外勤務やキャリアアップを重ねていく具体的なライフラインチャートの事例紹介もあり、女子学生を含め、女性がキャリアプランを考えていく上で前向きになれ、かつ、大変参考になるものでした。

(※吉成さん自身がキャリアを積み重ねてこられた歩みそのものも、力強いメッセージになりました!)

【第1部】 先進的取組事例紹介

【第2部】 グループディスカッション

続く第2部では、宇部市近郊の大学等に通う女子学生をはじめ、市認定の女性リーダー、うべ女性活躍応援ネットワーク委員、宇部市男女共同参画推進審議会委員、企業等の関係者、社会保険労務士など、さまざまな分野からの参加者40人が6グループに分かれ、『夢の働き方~2030年、SDGsのゴールに向けて~』のテーマでディスカッションを行い、自由で率直な意見交換が繰り広げられました。

  • 参加校……宇部フロンティア大学(2人)、宇部工業高等専門学校(3人)、山口大学工学部(2人)、山口大学経済学部(4人)

【第2部】 グループディスカッション 【第2部】 グループディスカッション

最後に、山口大学副学長兼ダイバーシティ推進室長の、鍋山祥子(なべやましょうこ)先生から、ディスカッション全体を総括していただきました。 (※主な説明内容は、以下のとおり。)

  • 女子学生の声としては、「ワーク・ライフ・バランスはどうなるのだろうか。」、「男女が平等なのだろうか。」、「どんな仕事ができるのか。」、「企業は、個性を大切にしてくれるのだろうか。」等の不安感が挙げられていたが、「女性であっても仕事を任せてほしい。」といった意見もあった。これについては、企業が、個人を大切にして寄り添うことが必要な時代であることを表している。
  • 一方、今日の企業側の意見や取組内容を聞いてみると、女子学生の不安を払しょくするような取組がすでに進められているケースがあることも分かった。
  • これからは、学生が企業を知ること(制度や社風など)、また、企業のあり方や制度などは自分で意見を言って変えていくこと、企業内でしっかりとコミュニケーションをとっていくこと等が重要になっていくことを、互いに認識していかなければならない。

【第2部】 グループディスカッション

【第2部】 グループディスカッション

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